レーザートーニング




●レーザートーニングとは

レーザートーニングとは非常に弱いパワーでQスイッチレーザーを照射する方法です。

この方法では、表皮のメラノサイト(メラニンを生産する細胞)を刺激しにくい1064nmレーザーを低出力で照射することで、メラノサイトを活性化させず(メラニンが発生しない)おだやかに働きかけ、ゆっくりと蓄積したメラニンを減らしていきます。

回数を重ねるたびにメラニンの量が少なくなり、透明感のある肌へと導きます。 又今までのレーザーでは治療できなかった肝斑にも効果を発揮する新しい治療法です。

レーザートーニングは肝斑だけではなく、シミやくすみなどの色ムラも改善していきます。

開いた毛穴にも効果がみとめられます。

照射時は軽いチクチク感がありますが、痛みはほとんどなく麻酔なしで施術できます。

 

●適応

そばかす、老人性色素班、炎症後色素沈着、肝斑、毛穴の開き

 

●治療回数

1~2週間隔で約5回、症状によって10回程度の照射が効果的です。

※効果には個人差があります。

※肝斑の方は照射前にプレトリートメント(内服等)が必要です。

 

●注意事項

施術後は肌が乾燥しやすくなるためしっかりと保湿をしてください。

(エレクトロポーレーションと合わせて施術すると乾燥の緩和に効果的です。)

施術前後は遮光をしっかりとおこなってください。

この治療は肝斑を完全に消失させるものではなく、コントロールするものです。

照射後、肝斑が再燃する可能性もあります。

まれに色素沈着、色素脱失を起こすことがあります。

妊娠・授乳中の方は施術ができません。

 

 

※効果には個人差があり、必ずしもご希望通りの効果が出ない場合もあり得ます。